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【保存版】孤独グルメから学ぶ グルメレポート表現のコツ 18選!

 

今回のブログは孤独グルメのドラマの内容を

実際に文字起こしを行い事例として紹介しております。

 

今回はこんなに人に読んでほしい!

1)グルメレポートをする人

2)グルメブログを書く人

3)食べることが好きな人

 

孤独グルメとは

かなりの方がご存知だと思いますが改めて、

孤独グルメとは主人公である井之頭五郎が自由気ままに1人で飲食店に入り

美味しい料理をひたすら食べるという内容です。

視聴者はその食べている姿を見るというドラマ。

見ると食欲が湧いてくる。

夜中にドラマを見て食べたい欲求抑えられない、

いわゆる「飯テロ」という言葉を世に広めたドラマです。

 

この孤独グルメは題名通り1人なので、食事中は基本話す相手はいません。

なのでドラマの進行は主人公である五郎の心の声です。

 

今回はその心の声から

グルメレポート表現のコツをまとめてみました!

 

目的を考える

1)グルメレポートをする人!

2)グルメ関連の記事(ブログ)を書く人

⇨お店の良さをより効果的に伝えて、

実際にみんなにも食べに行ってもらいたい!

 

 

3)一人食べ歩きが好きな人

⇨食べることへの楽しみをより高めたい

心のレポートをするだけで食事がさらに楽しくなります。

 

目的を達成させるために

目的を達成させるためには

キーワードは「ジュル」。

思わずよだれが出そうになったり、

私であればドラマを見ながら何も食べていないのに口を動かしていたり。

唾液を飲み込んだり。

 

もう脳内の「ザ・食!」イメージが極限まで達し。

「うまそう!」が具体的になりすぎて暴走し始める状態です。

 

この状態にするためにはどうするか

 

具体的な方法について考える

 

ドラマの構成は前半が五郎の仕事やプライベートの話

後半に食べるシーンとなります。

 

後半に限ってはかなり狭い世界でのストーリーです。

後半に料理と向き合った瞬間。

 

そのストーリーの登場する人物は

1)料理

2)作り手(料理人)

3)自分(食べる人)

 

このトライアングルの中で物語が進みます。

 

この3つの視点を抑えるだけでも表現のレパートリーは増えます。

そしてこの3つをイメージさせることで相乗効果が生まれます。

 

グルメレポート表現のコツ

 

一つずつ孤独グルメの事例をもとに

具体的な表現を見ていきたいと思います。

 

1)料理

今回の五朗のトークからも

大事なのは五感。

ご存知の通り「視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚」

これを意識しながら言葉に落とし込んでいきます。

 

A.視覚(見た目)

 

①3つのポイント

ポイント1:形状

ポイント2:量と質

ポイント3:色

 

②具体例

具体例1)形状

「焼き餃子」

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(フリー素材)

まるまんまるだ。。餃子が何個あるのかわからない。

お。うまい!ご飯が欲しくなる。うんいけるぞ黒酢とラー油。

うんいいぞいいぞ。まるい餃子いい!

 

具体例2)量と質

静岡おでん

こんなでかいなると見たことない

それにこのダシ粉。

これがかの黒はんぺんか。確かに黒い

うん。うまい。

 

具体例3)色

「タコの広島ネギとゆずポン酢」

タコの広島ネギとゆずポン酢

広島ネギかすごく緑色だ。

 

③解説

この3つの視点を意識するだけでも見え方が変わり、

料理を見るという楽しみが芽生えた感じがします。

 

B.視覚(音)

①ポイント

ポイント1:音を褒める

 

②具体例

具体例1)音を褒める

「カルビハラミ、コプチャン

この音だ(肉を焼く音)。この匂いたまらん。

まずはカルビから。うまい!いかにも肉っていう肉だ。

このタレいいなぁ~食欲がモリモリ湧いてくる

やっぱり焼肉には白いご飯だよな、タレとの相性も申し分ない。

 

③解説

音をシンプルに褒めるのが一番だと思います。

鉄板料理もそうですし、

熱々鉄板で出されたハンバーグなども美味しそうな音が聞こえます。

 

C.触覚(肌触り)

①3つのポイント

ポイント1:肌

ポイント2:歯

ポイント3:舌

ポイント4:口内

ポイント5:喉

 

②具体例

具体例1)肌

「親子丼と焼うどん」

ごはんもの(親子丼)から行くのが定石だが。

この(焼うどん)湯気たまらん。

焼きそばと迷ったがこっちで正解、ふくよかだ。

 

具体例2)歯

「タコの広島ネギとゆずポン酢」

広島ネギかすごく緑色だ。

このタコプリプリ。プリダコだ。

うまいプリだこ。うまい。

うんこれもいい、繊細にブリッとしている。

 

具体例3)舌

「汁なし担々麺」

う。うまいじゃないか。

うわぁーこれは。

舌がヒリヒリ痺れてきた。なんだ。舌の感覚がなくなってくる

でもなぜか箸が全然止まらないぞ。

 

具体例4)口内

「牛すじおでん」

溶けた。。うん人気なのもわかる。

これは溶けうまい。

筋ってこんなに柔らかくなるものなのか。

油っぽいかと思いきや口の中でさっと溶ける。

 

具体例5)喉

事例なし

 

③解説

主に食べ物を感じる順番に記載しています。

厳密に触覚といい切れるのかグレーなものも

ありますがこちらで定義しました。

 

D.味覚(味)

①4つのポイント

ポイント1:例え話

ポイント2:ストレートな表現

ポイント3:感動詞(感動、応答、呼び掛けを表す単独で文になり得る語)

ポイント4:苦味、酸味、塩味、甘味、うま味

 

②具体例

具体例1)例え話

うまい。たっぷりソースのハンバーグは男の子の味だよ。

 

具体例2)ストレートな表現

「生姜焼き目玉丼」

うまい!めちゃくちゃうまいぞ!

問答無用のうまさだな!

ご飯と肉の間にキャベツが少し入っているのが素晴らしい。

 

具体例3)感動詞

「カルビハラミ、コプチャン

内臓系はどうだ。う~~~ん期待を裏切らないううまさだ。

「ロースにんにく焼き」

ふふふ。うまい。辛いいや甘い。甘からだ。

「おしるこ」

オーーー確かにべらぼうにうまい。

あー生き返る身も心もリセットされたぞ。

 

具体例4)苦味、酸味、塩味、甘味、うま味

「親子丼」

夫味噌汁とお新香も付いているぞ

久しぶりの親子だ。

うん甘い。卵が甘いってなんか慰められるな。

うんいい。体が温まってくる。

親子丼って冬が似合うな。

 

③解説

味の部分はあまりコネない方がいいなと感じてます。

結構シンプルで直球な表現が多いことが特徴でした。

ここはどれだけ気持ちが前面に出るかが大事かなと。

 

E.嗅覚

①1つのポイント

ポイント1:匂いを褒める

 

②具体例

具体例1)匂いを褒める

「カルビハラミ、コプチャン

この音だ。この匂いたまらん。

 

③解説

ここは事例が少なく。

今後の課題です。

匂いという切り口もある。

とだけ意識していればいいかなと思います。

 

2)作り手(料理人)

2人目の出演者である作り手ですが。

これは下記の2点がポイントになります。

 

A.性格(人柄)

①ポイント

料理への愛情など、作り手の性格が目には見えないが料理から感じとられる

部分をうまく表現しており。料理により深みが出る。

 

②具体例

肉じゃが

そうそうこういうのでいいんだよ。

うん。店の人の人柄が染みているような味だ。

 

B.技術

①ポイント

技術面のポイントを捉える

大事にしている考え方や店固有の特徴などが挙げられます。

 

②具体例

具体例1)

「生姜焼き目玉丼」

ご飯と肉の間にキャベツが少し入っているのが素晴らしい。

ここのご夫婦いいセンスしているな。

こういうセンスが小洒落たレストランでは望めないんだよ。

うまい。あ~ピーマンに紅生姜。

どこまでもどこまでも気が利いている。

 

具体例2)

「ミックスかつ定食」

うん。凝りすぎてない手作り感が丁度いい。

こういうのが嬉しいんだよ。

 

3)自分(食べる人)

最後の出演者は自分。

五朗の場合はここがかなりの比重を占めている。

と考えてます。主に対話は①食材と②自分とに分けられます。

 

 

A.食材との対話

 

①ポイント

単品なのかそれとも複数の相性なのかで異なるが

食材に対してこちらから問いかけ。

そして勝手にこちらで定義するという流れです。

 

②具体例

「ポテトサラダ」

うんポテトもいいじゃないか。頼んで良かった。

 

「ウインナーフライ」

うんうんウインナーをフライにしたそのまんまの味だ。

でもこういうのなかなか食べられないんだ望んでも。

この普通味がうまい。

 

「ミックスかつ定食」

まずは豚から。

うん、いいじゃないか。

チキンはどうだろう。うん確かにチキンだ。

豚とは世界が違う。おかずがいいとご飯もうまい。

 

「キムチ」

うんいいキムチだ。

ご飯だご飯。こういうのはコンビニやスーパーでは

絶対買えない。

 

「カキの香草バター焼」

こいつはバター焼きだったな。

どれうーんそうそう思った通りだ。海のミルクとバターが

合わないわけがない。

 

「生姜焼き目玉丼」

これか~いいなぁ~こいつでガツガツいけということだな(スプーン)

望むところだ。しょうが焼目玉焼きご飯全部俺の大好物だ。

でもこういう風に食べるのは初めてだ。

 

③解説

まるで食材が人のように大切に接しています。

 

B.自分との対話

①ポイント

例え話と妄想の世界に入る。

 

②具体例

「広島風お好み焼き」

いいぞいいぞ。鉄板焼きってなんていうか。

ライブ感あるんだよな。一人なのに頭の中がいちいち大歓声

というか。鉄板はステージだ。舞台だ。

  

③解説

これはなかなかレベルの高い例えと

かなりの別世界に突入して行っています。

 

ということで。

今回の内容で1つでも実践で使えるものがあれば嬉しいです。

グルメレポートも考えると楽しいですよね。

 

今後もさらにブラッシュアップをして記事更新をしていきたいと思います。